インド映画 感動

シークレットスーパースター

キャラクター紹介

主人公インシア

歌が好きで、いつもギターを抱えて歌っている学校でも有名な女の子。思春期特有の感情的で直情的な態度をとる。勇敢な性格でインドのカーストや男尊女卑などの封建的な思想を嫌う。弟にいつも意地悪する年頃の中学生

母ナズマ

結婚が早く学がないため字も読めず、就職も出来ない。経済的な弱さから夫からのDVに耐える生活を送る。子供達には太陽に温かく優しい女性。娘からは『頭が悪い』と言われる。しかし実は芯の強い愛情あふれる女性

父ファルーク

典型的な男尊女卑の性格で『だれのお陰で生活できる?』と悪い意味で昭和感出しまくりなおっさん。妻や子供たちへのDVもある。

スキャンダルのスター シャクティ

昔はいい歌を歌っていた。今は古い名曲をリメイク、リマスターして稼いでいると言われる。浮気性で離婚。口も悪く軽薄な性格だが実は思いやりもあり面倒見のいい性格。主人公インシアの運命を変えてくれた立役者

左は弟のグッドゥ

お姉ちゃんにいつも意地悪されているが、めげないかわいい性格の子。いつも意地悪するお姉ちゃんにも懐いている。壊れたパソコンをテープでくっつけてお姉ちゃんに渡そうと考える天使のような子

親友で恋人となるチンタン

天使2号ともいえる優しい子。電車の中でインシアの歌声を聴いて一目惚れした。

あらすじ

15歳の少女インシアは母ナズマ、父ファルーク、弟グッドゥ、大叔母アーパと共にグジャラート州ヴァドーダラーで暮らしていた。

ファルークは仕事の都合で1週間に1日しか自宅に帰らず、日常的にナズマに暴力を振るい、インシアにも強圧的に接していた。インシアは音楽に興味があり歌手になることを夢見ていたが、ファルークは娘の趣味に否定的だった。

インシアはムンバイの音楽コンクールに参加することを希望するが、ナズマの行動が原因で不機嫌になったファルークに言い出せずに参加の機会を失ってしまう。落胆したインシアを見たナズマは、娘を慰めるためコンクールの賞品だったパソコンをプレゼントする。インシアはYouTubeを利用して歌手活動を行うことを思いつき、ファルークに歌手活動が露見することを避けるため、ブルカを被って「シークレット・スーパースター」と名乗り動画をアップロードする。彼女の曲は人々の人気を集め、あっという間に1万以上の再生回数をマークし、その後もドンドン数字を伸ばしていく。

ムンバイの落ちぶれ音楽プロデューサーのシャクティ・クマールからスカウトを受けるが、彼の様々な醜聞を聞いたインシアはスカウトを無視する。彼女の正体を知るのは、母ナズマと同級生の少年チンタンのみだった。

インシアは学校のテストの成績が悪かったことをファルークに咎められ、罰としてギターの弦を切られてしまう。さらにナズマがパソコンを買うために無断でネックレスを売ったことが発覚し、ファルークはナズマを殴りつけ、インシアにパソコンを捨てるように強要し、彼女はパソコンをバルコニーから投げ捨てる。消沈したインシアに追い打ちをかけるように、ファルークのリヤド赴任に伴い転居すること、赴任先の副社長との結婚を決められてしまう。歌手になる夢を諦め切れないインシアは、チンタンの協力を得てシャクティと連絡を取り、彼の手掛ける曲のレコーディングを行う約束を取り付ける。

チンタンの協力で学校を抜け出したインシアはムンバイに向かいレコーディングに臨むが、シャクティの望むように歌うことができず追い返されそうになる。彼女はシャクティと談判してリミックス曲ではなくオリジナルのバラード曲を歌い、シャクティたちを魅了することに成功する。インシアはレコーディングの見返りとして、シャクティの妻の弁護士で、離婚裁判を専門とするシーナ・サバワラを紹介して欲しいと依頼する。妻と離婚調停中だったシャクティは難色を示すが、最終的に願いを聞き入れてサバワラを紹介し、依頼に必要な費用の支払いを申し出る。帰郷したインシアはナズマに離婚に必要な書類を渡してファルークと離婚するように提案するが、稼ぎのない状態で離婚することはできないと拒否され、さらに勝手にムンバイでレコーディングしたことを咎められる。インシアは母を激しく非難するが、アーパからナズマが中絶を強要する親族の反対を押し切ってインシアを出産したことを聞かされる。彼女はナズマを非難することを止め、歌手の夢を諦めてファルークに従いリヤドに転居することを決める。

マリク一家はリヤドに向かうため経由地のムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港に到着する。その日は音楽の祭典グラマー賞授賞式がムンバイで開かれており、人々はシャクティ作曲の曲でヒットを記録した「シークレット・スーパースター」の受賞に関心を寄せていた。ファルークは搭乗手続きの際、インシアが持ってきたギターをゴミ扱いして捨てさせようとするが、娘の夢を蔑ろにしたことに我慢の限界を超えたナズマが離婚届を突き出し、ファルークを置いて子供たちを連れて空港を出て行く。3人はシャクティに連絡を取りグラマー賞授賞式会場に向かい、シャクティと彼に招待されていたチンタンと合流する。

選考の結果、ベストシンガー賞はモナリ・タークルが受賞し、インシアは受賞を逃してしまう。しかし、モナリは「シークレット・スーパースター」に賞を譲ることを表明し、シャクティに促されたインシアはブルカを脱ぎ捨てステージに登壇する。インシアは自分の夢のために支えてくれたナズマこそ本当の「シークレット・スーパースター」だと語り、ナズマに駆け寄り2人は抱き合う。

感想

インドのカースト制度や男尊女卑、体罰、女性の社会的地位の低さなど映画の至る所にメッセージが込められている。シャクティ約のアーミル・カーンは監督やプロデュースもしているが、社会的メッセージ性の強い作品が多い。『きっとうまくいく』『PK』『ダンバル』など名作が多く役作りも徹底している。

今作の主人公であるインシアは思春期の気難しい年ごろの女の子を見事に演出していた。特にシャクティに圧迫面接のようにプレッシャーをかけられて思うように歌えない場面はもの凄くリアル。

物語の前半は父ファルークへの腹立たしさで段々と観るのが辛くなってくるが、後半にかけてチンタンとインシアの計画によってムンバイのシャクティに会い、両親の離婚を進めるべく動くのだがハラハラしながら見入ってしまった。

お母さんも最初は離婚しないと言い娘の立場で見ている私もガッカリの展開になるのだが、空港で遂に夫への怒りが爆発する。インシアのたった一つの宝物であるギターを捨てさせるタイミングだ。

ここで彼女は弱い女性を捨てて強い母となる。このシーンが最高に感動する。よくやった!とカタルシスを得る。

メッチャすっきりします(;^ω^)

最後の母へのインシアのメッセージは物凄く泣きました。こんなに感動させてくれる映画は久しぶりで私の中では大ヒットでした。

みどころ

弟が壊れたパソコンを修理していると気づいたシーン

最高に泣けます。意地悪ばっかりしてごめんねとお姉ちゃんも素直になります。めでたしめでたし。

母へのメッセージ

母こそがシークレットスーパースターだったのです。確かに母と言えば隠れたスーパースターですよね。世界共通です(;^ω^)

本当に観てほしい映画なのでこれを見て興味が沸いたら是非見てください。

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